キャッシング審査の甘い会社を見分けるための方法とは

キャッシングの審査について「甘い」会社が存在するということは知られています。しかし、具体的に「ここの会社が甘い」などとは言えるわけではなく、結果として「知る人ぞ知る」という情報になっています。当然ながらここでも「どこの会社が」という話は不可能です。ただし、このような会社があれば審査は厳しくない可能性が高いであろうということは様々な条件から憶測することが可能です。

推測するにはまず、キャッシングの審査で何が行われているかを知る必要があるでしょう。審査ではそのキャッシング商品の提供元(銀行や消費者金融など)で、まず独自に審査を行います。過去に借り入れの返済が滞ったことがないかや情報に誤りがないかなどの確認を社内で行うわけです。銀行などのキャッシングの場合はこれと同時に保証会社へ保証が可能かどうかの審査を依頼します。次にそれぞれの企業は自社が加盟している信用情報機関に消費者の情報を照会します。この信用情報でも問題がなければキャッシングが行われるというしくみです。

いわゆる審査が「甘い」と言われているキャッシングの会社の中にはこの「信用情報機関」での問題の有無の確認がない場合があるのです。個人の信用情報を保持している期間は様々なものがありますが、大きく分けて3つの機関が存在します。この3つの機関はそれぞれに個人の信用情報を保持していますので、その全てに加盟しているキャッシング会社で、すべてを信用情報機関の情報に基づいて審査しているのであれば、結果として厳しい結果となると言えるでしょう。

これは裏を返せば「信用情報機関に照会している件数が少ない」キャッシング商品であれば審査は甘い」ということにつながる可能性があります。これはつまり「3つある信用情報機関のいずれにも加盟していない会社は独自に審査を行っているので審査は甘い」ということを意味します。

ただ、ここで注意しなければならないのはどこの信用情報機関にも属していない金融業者の中には「違法な金融業者」なども含まれている場合があるということです。正規の金融業者ではなければ信用情報機関に加盟できないことは当然です。各信用情報機関にはどこの企業が加盟しているかを確認することができます。確認した結果、どこにも加盟していない企業であれば、当然審査は甘い可能性はあるでしょう。しかしその企業は「危険な金融業者」である可能性もあるということを忘れてはいけません。

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