よく聞くキャッシングとクレジット、その違いとは!?

よくクレジットカードで買い物をした、とかキャッシングでお金を下ろした、などという表現を聞くことがあります。似たような言葉なので、混同される場合が多いのですが、実はこの両者、言葉は似ていてもまったく別の性質を持ったものだということはご存知でしょうか。

一般的にクレジットというものは信用で買い物をする、と言えます。レジでクレジットカードを出すとお金は出さなくていいですよね。お金を払うことなく商品を手に入れることができます。しかし後日クレジット会社から商品代金が指定の口座から引き落とされます。これはクレジット会社がカード利用者を信用して、お金を立て替えてくれていたのです。

一方キャッシングについてですが、これは小口融資という意味を持ち、キャッシング会社からお金を借りるというものです。ATMや今では携帯電話からも借入を行うことが出来るようになりました。こちらも借主の信用を担保にお金を貸し付けているという点ではクレジットと似ている部分もあります。しかしキャッシングの場合はカードで商品が買えるわけではなく、あくまでも現金を借り入れるためのものであると思って間違いはありません。

このように両者には決定的な違いがあります。クレジットカードは買い物をするためのカード。キャッシングカードはお金を借りるためのカード。一言でいうならこうなります。今はクレジットカードにキャッシング機能が付帯したものもあり、その利便性は高くなったといえるでしょう。

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