借入には調査が入る!?その真相とは

キャッシングの契約をする際、支払い能力の有無などを審査することは多くの方がご存知だと思います。審査基準は各社様々であり、その内容については明らかにされてはいませんが、職業や勤続年数、年収などから融資可能か否かを判断しています。

これと似たようなもので調査、というものがあります。審査とは同じような意味合いで使われており、貸金法の改正に伴い、貸金業者ではこの調査が義務付けられるようになりました。返済能力のない人へお金を貸さないためであり、また多重債務者を発生させないための処置です。改正前よりも当然厳しく見られ、判断されることになります。借主の所得や職場の在籍確認をすることはもちろんのこと、一定額以上の借入を行うためには所得証明書などの書類も必要になりました。年収の三分の一を超える金額を借り入れなくなったのも、改正後からです。

またこれだけではなく、過去の借入の実態や、その時しっかりと返済できていたか、遅延などは発生させていなかったか、などを調べる場合もあります。当然過去に返済の遅延などを繰り返していたら審査に落ちてしまう可能性も十分考えられます。一昔前に比べると、こういった部分はかなり厳しい目で見られるようになりました。とは言え、そこまで過敏になる必要もありません。一定の収入があり、返済プランを計画的に立てられるなら大体の場合調査に引っかかるようなことはないと思っていていいでしょう。

いずれにせよ計画的に返済プランを立てたり、借入を行ったりしなくてはいけないのは自分自身です。CMでもよく聞く言葉ですが、ご利用は計画的に行いましょう。

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